分数ヴァイオリンからフルサイズまで
こんばんは。
いとう音楽教室 ヴァイオリン講師 伊藤日菜子です。
ステキなクリスマスイヴをお過ごしでしょうか?
私に初めての楽器が来たのも、19年前の今頃でしたので、今日は分数ヴァイオリンについて、私の歴史も踏まえてお話したいと思います♫
分数ヴァイオリンというのは、簡単に言ってしまえば小さなヴァイオリン、です。
簡単に言い過ぎましたね(笑)
私は3歳からヴァイオリンを始めた、と前回の記事でお話しましたが、3歳の時から今のサイズのヴァイオリンは持つことが出来ません。
ヴァイオリンの大きさには小さい順から
16分の1、
10分の1、
8分の1、
4分の1、
2分の1、
4分の3、
4分の4(フルサイズ)、
までの種類があります。
腕の長さ、手の大きさ、指の長さ、身長、などなど、様々な項目で小さなお子様にあったサイズを選んでいくことになります。
身長でサイズを見るイメージがありますが、私は腕の長さの方が重要かと思います。
目安としては、このヴァイオリンの先端にあるうずまきのような部分を手で持ってみた時の腕の余裕の有無が大切です。
ピーン!と張らないと届かなかったら楽器が大きい証拠です。
逆に、あまりにも腕が余ってしまったらそれは楽器が小さい証拠になります。
私は身長も高いですが腕も長い(コンプレックスです…)ので、比較的早く楽器のサイズも変化していきました。
3歳で始めた当初の楽器は、10分の1サイズです。3歳の時点で中々大きかったので、16分の1では無かったようですね。幼稚園では背の順で一番後ろにいました。
ここで、現在の楽器と10分の1サイズを比較してみると
このくらいの差があります。
フルサイズになったのは、小学5年生の時です。
当時150cmを超えたくらいでした。
そこまでにやはり8分の1、4分の1、2分の1、4分の3を経てフルサイズとなっています。
子供の成長は早いので、レンタルを行なっている楽器店さんも沢山あります。
悩んでいらっしゃる親御様がいらっしゃいましたら是非ご相談ください♫楽器を見に行く等ご一緒させて頂きます。
ヴァイオリンは高い!という皆様のイメージは中々根強いものがあると思いますし、実際ピンキリの世界だと思いますが、決して始めづらいものではありません。
色々ご相談してやりやすい方法、楽器にしてもレッスン回数にしても、沢山ご提案させて頂きます!
本日はこの辺で。
皆さま素敵なクリスマスをお過ごしください♫
0コメント